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6/22現在

海外評

7/16現在

昔、長い間警察の担当していたから、当時警官に言われたこと(お前らは現場に行くわじゃなく好き勝手に書いてるだけだから邪魔するな)なんて言われたけど、あの人たちはその現場にいるわけだけだから、いろんなことを思い出しました。/安原直樹(千葉日報)
数台のカメラを駆使した映像的工夫ももちろん、確かな構成と脚本(特にユーモアあふれる会話劇部分!)で魅せていく巧さ。ペーニャの役者としての巧さが活かされた作品で、これまでも愛されるキャラとして光る脇役だった彼のウォッチャーとしては、嬉しい限り。今回の彼は主役と言っても過言ではないくらいの印象を残したと思います。/長谷川智子(テレビマンユニオン プロデューサー)
舞台はロス。西部劇や日本の警察ドラマが纏うお伽噺オーラはゼロ。銃社会にピンときていない日本人の尻に火を着け、対岸の火事と感じさせないための工夫(カメラワーク)によりリアルを勝ち取りたい映画…だけではないのは何故か?何故、横浜の中流家庭で生まれ育った私が銃弾飛び交うスクリーンから懐かしさを感じたのか?…そうそれは、ひとえに四角い友達マイケル・ペーニャの所業。彼が主役、ジェイク・ジレンホールの肩越しに放ち続ける巨大な安らぎの波動。また、少し困った訝しげな顔には善人の持ち得る魅力の全てが凝縮されていました。そういえば、小学生のころ給食を残して先生に怒られた時、些細なことでクラスの仲間外れにされた時、口数の少なくて、でも俗っぽいこんな友達が横に“じっ”と居てくれたような気が…。マイケル・ペーニャの「怪訝フェイス」。きっとこれはショウビズ界の宝物になるでしょう。/加山隆大
FBIとか、CIAの映画は数多くありますが、制服のパトロール警官に焦点を当てているものは、あまりないので、そういう点でも、この映画は面白いと思いました。しかも、犯罪現場を間近で生々しく映し出していて、あたかもその場にいるような臨場感や緊張感、迫力を皮膚で感じた思いがしました。/鳥海勝美(映画ライター)
臨場感のある映像、スリリングな描写・展開が素晴らしいのはもちろんですが、己の仕事に真摯に向き合う人々の姿を描いた映画としても、とても優れた作品だと思いました。/槇野友人(『SWITCH』編集部)
アメリカで警察官をやるって命がけですね。あんな現実があるなんて驚きです。カーアクションありガンアクションありなかなか楽しめました。映像の作り方もドキュメンタリー風でなかなか。
/奥山拓也(ラジオ・プロデューサー)
とても面白かったです。リアルさと映画としての見せどころのバランスが良いですね。音楽も良かったです!/中辻理夫(文芸評論家)
ドキュメンタリータッチで日常のグダグダ感だったり、激しい銃撃戦。これが、ロス市警のリアル。とある様に危険な街ロスを体感した気分になりました。/冨永真光(ミニミニ)
車載カメラに記録されたカーチェイスや銃撃戦。本編に散りばめられている、斬新な手法で撮影されたドキュメンタリーさながらのシーンは、まさにアメリカ西海岸版『警察24時』。その圧倒的なリアリティで描かれた物語は想像以上にスリリングで、最後までノンストップで楽しめました。音楽もかっこ良く、西海岸のストリートカルチャーがよく描かれているのも印象的で、みどころ満載の作品でした。/鮫島雄一(編集・ライター)
もう一度見たいと思って来ました。主人公の持つカメラなど、さまざまな『視点』の使い分けが面白い!/斉藤博昭(映画ライター)
命を落とす危険と隣り合わせての生活を送る警官コンビの大胆不敵な、余裕のある対応ぶりが気持ちがいい。コップものとしては過激で、危険に満ちた要注意作品。テレビ作品とは比べモノがない!/岡田光由(映画ジャーナリスト)
警察官は私にとって憧れの職業でしたが、今日この映画を見て、そんな生ぬるいことは言ってられないと痛感しました。それほど生臭く、衝撃的な作品でした。/りんたいこ(ライター)
ドキュメンタリー・タッチのドラマは数多くありますが、主人公たちが(時にはギャング側も)カメラを回しているという設定は初めてでした。しかもそれが不自然さもなく。実験的な作品であるにも関わらず、エンターテインメントとしても充分楽しめました。/宇井寿之(映画評論家)
超面白かったです。ぼくの個人的な今年のベスト10入りはほぼ確定。何度も見直したい映画でした!/高橋ターヤン(ライター)
特に監督のセンスの良さとL.A.を熟知した人ならではの迫力、臨場感、素晴らしかつたですね。異様に接写で撮る手法が、スリルとエキサイトメントを生んでいるようでした。/小西啓一(ラジオ・プロデューサー&ジャズ・ライター)
死と背中合わせの仕事をこなしながら、私生活ではごく平凡な幸せを望む二人の姿が印象的。/池辺麻子(映画ライター)
ロサンゼルス警察は、ギャングも警察もチンピラ!ゲーム『グランド・セフト・オート』感覚あふれる警官のささやかな幸福や苦い日常を等身大の目線で描いた傑作。/古泉智浩(漫画家)
イヤー、あの臨場感はすごいですね。緊張しました。それに、パトカーの中や、警察の中のたるんだ?様子がじつに興味深く、大いに楽しめましたが、同時に、恐ろしさも感じました。現代のロサンジェルスが抱えるドラッグや密入国者問題がヴィヴィッドに描かれ、単なるアクション映画とは一線を画していると思います。/宮内鎮雄(アナウンサー)
面白かった!ホラーでこういった手法は多いですけど、社会派では初めてなんじゃないですか?なんで今までやらなかったのかっていう盲点ですよね!/牛津厚信(映画ライター)
「YouTube感覚」の映画は新鮮ですね。「ストリートの俗語オン・パレード」というところも、普段から英語を使う身としては非常に参考になりましたよ!新しいタイプのクライム・ストーリーでした。/櫻井隆章(音楽ライター)
POVが売りのドライなリアル路線かと思いきや、友情あふれる熱いバディムービーという嬉しい誤算!まさかこの映画で涙腺を刺激されるとは。/芳賀健(株式会社デジタルプラス 取締役)
予想以上に面白いっ。興奮するっ。主人公2人の警官のPOV(主観映像)と共に、観客が事件現場に侵入してゆくスリリングな醍醐味に酔える。そして2人の警官の友情関係が徐々に見えてきた頃、同僚警官2人が大男にやられ、異様な緊迫感に包まれる。さらに主人公2人の警官が、ある組織から標的にされてからは、2人の行動に緊迫感が伴い、もう目が離せない。ラストは年齢のせいか、涙腺が……!/鷲巣義明(映画文筆家)
骨太でハードコアでリアルで最高!意表を突く凄惨な事件の畳み掛けかたに驚愕、ドラマ性の高さも白眉!デヴィッド・エアーは、今最も注目している監督の一人です!/小林真里(映画批評家/翻訳家)
素晴らしい!こういう映画を埋もらせてはダメだね!上半期見た中でも上位に入る。「ハートロッカー」とか好きなんだけど、これはもっと視点がユルいからこそ緊迫感とかリアルな感じがして良かった。/じょ~い小川(映画ライター)
あまりにも凄惨な現場がとてもリアルで、早く終わって欲しいのに、終わりの見えない展開に、息が詰まりそうになりました。/西田佳代(シネマツーリスト)
ロサンゼルス市警といえば、数々の映画で悪徳警官が多数在籍する警察署…という印象を持っていましたが(笑)、この作品ではそのイメージを覆す、ごく普通の警察官の日常を描いており、非常に興味深かったです。俳優たちも、坊主頭のジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャのコンビが本物の警察官の雰囲気を醸し出していて見事!でした。/井上健一(ライター)
すごい迫力で怖かった。/高山亜紀(映画ライター)
ものすごく感動しました。劇的なストーリー展開があるわけではない分、物語の日常にすっと引き込まれ、そこで起きた事件にストレートに衝撃を受け、気がついたら涙を流していました。見終わった後に、「泣くはずではなかったのに」とついこぼしてしまいましたが、それでも涙が止まらなかったのは、映画の出演者と時間を共に過ごした感覚になっていたからだと思います。/川島葵(東海ラジオ パーソナリティ)
第一印象として、ショーン・ペンが主演していた「カラーズ」に若干似ているなぁと思いました。リアルな映像とシリアスなストーリーでありながらユーモアもあって、とてもエンターテインメント性の高い作品だと感じました。主演二人の友情溢れる演技もなかなか良かったです。/及川義人(デイトナ・ブロス編集部)
素晴らしかったです!ジェイク・ギレンホールは、病的に役にのめり込んでしまうタイプなんでしょうね。/大塚恵美子(ストレンジデイズ編集部)
バディムービーの歴史を更新する、ガツンとくる1本。驚嘆すべきは斬新なストーリーテリング。ドキュメンタリータッチでLA市警の日常を追った作品かと思いきや、いつの間にか取り返しのつかない事態に。こんなリズムの作品、観たことない。『トレーニング デイ』があんなに面白かったのは、やっぱりデヴィッド・エアーの脚本の力だったんだ。/宇野惟正(映画ジャーナリスト)
最後の展開やストーリーラインはオーソドックスですが、映像の撮り方が新鮮かつドキュメンタリーさながらでぐいぐい惹きこまれていきました。メキシコ系麻薬カルテルは宗教観念が特殊で、残忍なんですよね。スナッフビデオなども多いですし、そういう部分の描き方もリアルで興味深かったです。/沼野亮佑(EYESCREAM)
お金をかけずに、このようなカメラでこんなに上手に作れるなんて制作者としては刺激を受けます。こういう映画を観て良いものを作らなければという気持ちになりました。/中島知大(映像制作)

(順不同・敬称略)

8/16現在

これは言わば、デジタル映像時代の『センチュリアン』『カラーズ』!警察内幕物の名手デヴィッド・エアーに、新たな代表作が生まれた。/宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
警察出身の私でなくともLA市警の凄絶な日常が体感できる映画。現役刑事時代ロス市警で捜査協力をしていたが、この映画には高純度のリアリティがある。見ていただきたい。/北芝健(犯罪学者(大学院講師)・元刑事)
カラーズ以来ひさびさにピリッとするポリス映画。ジェイク・ギレンホールの丸刈りはかっこよすぎでした。たびたび自分も訪れるLA。少し緊張して改めて見てしまいそうです。/熊谷隆志(スタイリスト)
YouTubeにアップされているようなリアルな事件映像を彷彿されるタッチが何とも現代的臨場感が溢れる作品。/Zeebra
ラストのジェイク・ギレンホールの目が忘れられません。この映画を観た後では会社の同僚が大切に思えるハズ。緊迫感と臨場感あふれる、相棒映画(バディムービー)の傑作!/せきやてつじ(漫画家)
ものすごい映画を観た!まるで映画の中に入り込んだように息をつく暇もない!!俳優たちの演技の 素晴らしさ!全てがリアルだ!!パワーに満ち溢れたとんでもない映画に出逢ってしまった…!!/竹中直人(俳優・映画監督)
ドキュメンタリーを超えるリアル映像、危険な街のルールが銃弾となって降り注ぐ。この映画を見たあなたは、しばしの間本物のロサンゼルス警察になれる!さあ現実から目をそむけるな!/寺門ジモン(芸人)
いつ何が起きてもおかしくない世界の実態。私の知るUSAの現実をあまりにも生々しく描いた平和ボケ日本に衝撃を与える作品。日々命がけの警察官の固い絆と使命感を見よ。/藤岡弘、(俳優)
F○○○ カメラワーク F○○○ 主役 F○○○ 脇役 F○○○ 台本 F○○○ 監督 そこそこ 最高 そこそこ F○○○ 最高/ブラザートム(F○○○)
文字通り目の前で描かれる犯罪現場に興奮と恐怖心を刺激されつつも、どこか懐かしい匂いがするのは、極めて古典的な刑事(成長)物語を大切にしてるからだと思う。/松江哲明(映画監督)
リアルすぎる描写にオープニングから一気に引き込まれた。日夜、危険な街で命懸けのオパトロール。日常と非日常の間…警官達の固い絆の目撃者になった…/的場浩司(俳優)

(五十音順)

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