『レッド・ライト』の謎を紐解く5つのカギ!第三弾
協力:イリュージョン・フォーラム
http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/index.html
ムンカー錯視

まずは上段にある、左右の赤色を比べてみましょう。
左側はオレンジがかった赤色、右側は青みがかった濃い赤色に見えます。

次に、下にある緑色を比べましょう。左側は黄緑色、右側は青みがかった緑色に見えます。このように、左右で赤色、緑色はそれぞれ全く違って見えます。ところがほんとうは、赤色、緑色とも、左右でまったく同じなのです。

マウスで、各色の上に乗っている格子(こうし)をドラッグすることができます。
格子を左右にドラッグしてどかしてしまい、実際の色を比べてみましょう。

『レッド・ライト』でも、「色の変化」に注目してみて下さい。

詳しい解説はコチラ:http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/munker/ja/index.html

チェッカーシャドウ

Aはチェッカーボードの黒いタイル、Bは白いタイルに見えます。しかし、驚いたことに、AとBはまったく同じ明るさです。AもBもマウスでドラッグして、好きな場所に配置することができます。本当にAとBが同じ明るさなのかどうか、確認してください。

この錯視は、私たちの明るさの判断が不正確であることを示しているのではありません。この錯視のポイントは、Bのタイルに影がかかっているように見えることです。

このような影は日常生活においてもいたるところで見られます。自分の身の回りのモノを見てください。影がかかっていないモノのほうがまれではありませんか?影がかかっている部分は、その回りよりも暗くなっています。しかし私たちは「そのモノは、ある一部分だけが暗い色をしているのだ」と は感じません。つまり、影の効果を無意識的に差し引いて、モノの実際の色や明るさを認識しているのです。

そう、この錯視は『レッド・ライト』にも取り入れられているかもしれません。
詳しい解説はコチラ:http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/checkerShadow/ja/index.html

ドアのようなものが左右に動いています。中央で手前側のドアの縁(ふち)が固定されていて、奥にむかってドアが左右に往復運動をしているように見えます。

それでは、長方形のドアでなく台形の板が、長い辺を中心軸にして回転運動をしていると思って、目をこらしてみて下さい。そのように見えたとしても、映像としてはなんら矛盾はありません。短い辺が後ろから回り込んで手前をとおってまた後ろへまわる、と見るのです。

しかしどうでしょうか。とても難しくありませんか?どうしても向こう側で往復運動に見えてしまいます。このような厳密なカメラワークは『レッド・ライト』にも登場し、あなたを謎解きの世界に誘います。

詳しい解説はコチラ:http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/amesWindow/ja/index.html

淡い緑色の円が、ライラック色(うす紫色)の円の上を、高速で回転しはじめます。さらにがんばって目を動かさないでいると、ライラック色の円が画面から「すべて」消えてしまい、緑色の円だけが画面上を回転しています。

『レッド・ライト』という言葉には「赤い光」の他にも「本来そこにないもの」「場違いなもの」といった意味合いもあります。 『レッド・ライト』を注視し、その謎を解けた人だけが、この「ライラックチェイサー」から突如出現する新たな「色」への驚きと同種の感動を体験できることでしょう。

詳しい解説はコチラ:http://www.brl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/lilacChaser/ja/index.html

無限回廊

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一見すると繋がっていない一本の道。しかし視点を変えるとその道は繋がります。この動画を『レッド・ライト』の予告編の冒頭に入れたのは、 「繋がってから」もこの映画の見どころである為です。

永遠にその道を歩き続けるのか、本編からヒントを見つけてさらに上に上ることができるのか…。

『レッド・ライト』の「解けば解くほど深まる謎」は、あなたにとっての「無限回廊」になるかもしれません。例に挙げた「錯視」コンテンツであなたの「脳力」を鍛えて、『レッド・ライト』にチャレンジしてみて下さい。

『レッド・ライト』予告篇はコチラ

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