CAST & STAFF キャスト&スタッフ

CAST キャスト

コリン・ファレル COLIN FARRELL / ヴィクター

1976年5月31日、アイルランド、ダブリン生まれ。父や叔父がサッカー選手だったことから10代はサッカーに夢中だったが、後に演劇に興味を持ち、ダブリンの演劇学校に入学。在学中にいくつかのTVドラマや、映画『素肌の涙』(98)に出演。ハリウッド・デビュー作『タイガーランド』(00)で主演に抜擢されて注目を集め、スティーブン・スピルバーグの『マイノリティ・リポート』(02)や、オリバー・ストーンの『アレキサンダー』(04)といった鬼才のヒット作に相次いで出演して人気俳優に。『ヒットマンズ・レクイエム』(08)ではゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門 主演男優賞を受賞し、演技派としても認められている。他の主な出演作は『フォーン・ブース』(02)、『デアデビル』(03)、『S.W.A.T.』(03)、『ニュー・ワールド』(05)、『マイアミ・バイス』(06)、『クレイジー・ハート』(09)、『モンスター上司』(11)、『トータル・リコール』(12)等。ハリウッド映画のみならず、本拠地イギリスでの活動にも精力的で、『ダブリン上等!』(03)、『ウディ・アレンの夢と犯罪』(07)、『ロンドン・ブルバード−LAST BODYGUARD−』(10)等に出演。近作は『セブン・サイコパス』(12)。

コリン・ファレル

ノオミ・ラパス NOOMI RAPACE / ベアトリス

1979年12月28日、スウェーデン生まれ。7歳の時にアイスランド映画“In the Shadow of the Raven”(88・未)にて女優デビュー。デンマーク映画“Daisy Diamond”(07・未)でデンマーク批評家協会賞や、デンマークのアカデミー賞と言われるロバート賞の主演女優賞に輝き、一躍注目を集めた。さらに『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(09)の大ヒットにより世界的にブレイク。続編『ミレニアム2 火と戯れる女』(09)、『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』(09)でもパンキッシュなヒロイン、リスベット・サランデルを演じ、好評を博した。このシリーズの成功によってハリウッドにも進出し、『シャーロク・ホームズ シャドウ ゲーム』(11)ではヒロインを務める。リドリー・スコット監督のSF大作『プロメテウス』(12)では主演をこなして賞賛された。自国でも“Beyond”(10・未)、『チャイルドコール 呼声』(11)に出演するなど、目覚ましい活躍を続けている。新作はブライアン・デ・パルマ監督のスリラー『パッション』(12)。

ノオミ・ラパス

テレンス・ハワード TERRENCE HOWARD / アルフォンス

1969年3月11日、米シカゴ生まれ。TVシリーズでキャリアをスタートさせ、映画『陽の当たる教室』(95)で注目を集める。以後、『ジャスティス』(02)などのヒット作や、アカデミー賞受賞作『クラッシュ』(04)等に出演してキャリアを重ね、『ハッスル&フロウ』(05)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、一躍メインストリームに躍り出た。他の主な出演作には、『グリッター きらめきの向こうに』(01)、『Ray/レイ』(04)、『フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い』(05)『ブレイブ ワン』(07)、『ハンティング・パーティ』(07)、『奇跡のシンフォニー』(07)、『アウェイク』(07)、『アイアンマン』(08)、『ランナウェイ/逃亡者』(12)、『ムービー43』(13)等。

テレンス・ハワード

ドミニク・クーパー DOMINIC COOPER / ダーシー

1978年6月2日、英ロンドン生まれ。ロンドン音楽演劇アカデミーで演技の勉強を積み重ね、ナショナル・シアターやロイヤル・シェークスピア・カンパニーの舞台に立つ。映画の分野で脚光を浴びたのは舞台の映画化で、オリジナルに続いて同じ役を演じた『ヒストリーボーイズ』(06・V)。『ある公爵夫人の生涯』(08)、『17歳の肖像』(09)の好演が評価されて以来、ハリウッドからも声がかかるようになり『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(11)、『リンカーン/秘密の書』(12)といった大作に出演。『デビルズ・ダブル-ある影武者の物語-』(11)では主演を務めた。次回作“CITIES”ではキルスティン・ダンスト、オーランド・ブルームらと共演。

ドミニク・クーパー

イザベル・ユペール ISABELLE HUPPERT / ヴァレンタイン

1953年、仏パリ生まれ。フランスの尊敬される女優のひとり。『夏の日のフォスティーヌ』(71)で映画デビュー。『ヴィオレット・ノジエール』(78)ではカンヌ国際映画祭の女優賞を受賞し、『ピアニスト』(01)では再び同賞を受賞するという快挙を成し遂げた。また、セザール賞では最多の13回ノミネートされており、『沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇』(95)で同賞を受賞。『天国の門』(81)でハリウッド作品にも進出。最近ではカンヌ映画祭パルムドール受賞作でアカデミー賞にもノミネートされた『愛、アムール』(12)に出演。他の主な作品には、『勝手に逃げろ/人生』(80)、『主婦マリーがしたこと』(88)、『ボヴァリー夫人』(91)、『8人の女たち』(02)、『3人のアンヌ』(12)等。

STAFF スタッフ

ニールス・アルデン・オプレヴ NIELS ARDEN OPLEV / 監督

1961年、デンマーク生まれ。デンマーク国立映画学校を卒業後、ドキュメンタリーや短編映画、TV用映画を手がける。長編デビュー作“Portland”(96・未)はデンマークのニューウェーブとして注目され、ベルリン国際映画祭のコンペティション作品に選出された。“Fukssvansen”(01・未)ではデンマーク映画賞3部門で受賞。さらに“Drommen”(06・未)、“To Verdener”(08・未)を大ヒットさせ、ベストセラー小説を映画化した『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(09)が世界的なヒットとなり、広くその名を知らしめた。11年には米CBS放送の「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」のパイロット版の演出を務めている。

ニールス・アルデン・オプレヴ