元特殊作戦隊のジョージを演じたのは、ジャン=クロード・ヴァン・ダム。また、実の娘であるビアンカ・ブリーは端正な顔立ちには似合わない、体を張ったアクションを本作でも披露している。
『ハード・ソルジャー 炎の奪還』に続いて二度目の父娘共演作品。
そして、冷静にリーダーシップを発揮するマイケル役を演じたのは、『007』シリーズ5代目ジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンの実息である、ショーン・ブロスナン。本作中、顔面に相手の蹴りを実際に食らうなど、激しいアクションシーンを見事に演じた。今後も出演や製作などの公開作が控える要注目の新進気鋭俳優である。
低予算の映画で撮ってはいけないジャンルのトップと言えるのが、未来の戦闘機が多数登場したり、宇宙人の地球侵略などのSF映画。大掛かりな戦闘シーンの数々に加え、英国のインディペンデント映画史上最高の戦闘シーンを作るために、爆発シーン、何百人ものエキストラを使った撮影を低予算で実現した。
そして、作品中盤でのスーパーマーケットの暴動は、ステディカムで8分間の衝撃的ノーカット映像で仕上げた!このとてつもない製作チームなしには、低予算で『UFO』を完成させることは不可能だった!